スワップポイントの計算方法(円換算)
ここではスワップポイントを円換算する方法を紹介しています。
本サイトに掲載しているのはスワップポイントであり「円」ではない為、円に換算するには簡単な計算が必要になります。
ドル円・クロス円(〇〇/円・〇〇〇/JPY)の計算方法
まずは決済通貨(通貨ペアの右側)が「円」の場合の計算方法です。
スワップポイント × 取引数量 × 0.001 = スワップ(円)
このような計算式になります。
スワップポイントと取引数量は説明しなくても分かると思いますが「0.001」とは何なのか?を少しだけ説明します。
MetaTraderの「仕様」を開くとPC版だと「少数桁」スマホ版だと「桁」という項目がありますが、ドル円・クロス円の場合はこの少数桁が「3」と表示されている筈です。
この少数桁が3桁の場合は「0.001」という事になります。
もしも少数桁に「5」と表示されていたら「0.00001」を掛ける必要があります。(クロス円以外に5桁が出てきます)
それでは、具体的な例で計算してみます。
ドル円(USD/JPY)のスワップポイント(買い)が「10.93」で0.1ロット(10,000通貨)、少数桁が「3」の場合はこうなります。
10.93× 10,000 × 0.001 = 109.3円
ドル円(USD/JPY)ロングで10,000通貨を一日持ち越すと109.3円のスワップポイントが得られるという事になります。
ドル円・クロス円以外(〇〇/ドル・〇〇〇/EURなど)の計算方法
次に決済通貨(通貨ペアの右側)が「米ドル」や「ユーロ」などの場合の計算方法です。
ドル円・クロス円と計算方法自体は基本同じですが、最後にクロス円(ドル円)のレートを掛けなければいけません。
スワップポイント × 取引数量 × 0.00001 × クロス円(ドル円)レート = スワップ(円)
このような計算式になります。
「0.00001」を説明します。
MetaTraderの「仕様」を開くとPC版だと「少数桁」スマホ版だと「桁」という項目がありますが、ドル円・クロス円以外だとこの少数桁が「5」と表示されている筈です。
この少数桁が5桁の場合は「0.00001」という事になります。
もしも少数桁に「5」以外が表示されていたらその分の少数桁を掛ける必要があります。
それでは、具体的な例で計算してみます。
ユーロドル(EUR/USD)のスワップポイント(売り)が「1.14」で0.1ロット(10,000通貨)、少数桁が「5」、ドル円レートが151.50の場合はこうなります。(この例の場合、決済通貨がUSDなのでドル円のレートを掛ける必要があります)
1.14 × 10,000 × 0.00001 × 151.50 = 17.27円
ユーロドル(EUR/USD)ショートで10,000通貨を一日持ち越すと17.27円のスワップポイントが得られるという事になります。
スワップポイントが3日分付与されるスワップ3倍デー
FX業者には土日分のスワップポイントが付与されるスワップポイント3倍デーというものが存在します。
3日分付与される曜日はFX会社によって異なりますが、海外FX会社の場合は大半が水曜日となっています。
仮に水曜日が3日分付与曜日の場合、水曜日から木曜日にロールオーバーするタイミングでスワップポイントが3日分付与される事になります。
ロールオーバー時間(日本時間)は朝の7時(サマータイムは6時)となっています。
海外FX業者別スワップポイント3日分付与曜日
海外FX会社名 | スワップ3倍付与曜日 |
XMTrading | 水曜日 |
BigBoss | 水曜日 |
TitanFX | 水曜日 |
AXIORY | 水曜日 |
HF Markets | 水曜日 |
FBS | 水曜日 |
Land Prime | 水曜日 |
MYFXMarkets | 水曜日 |
TradersTrust | 水曜日 |
Tradeview | 水曜日 |
IS6FX | 金曜日 |